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 ディスポーザーとは
ディスポーザー
 
◇ディスポーザーとは台所排水口に設置し水道水と共に生ゴミを粉々に粉砕し水洗トイレと同じように下水処理する家電製品です。
​ ◇高速回転する回転盤により生ゴミを壁面固定歯に叩き付けハンマーで挟み撃ちにしてすり潰していきます。
​ ◇食品をお腹で処理し水洗トイレに流すかディスポーザーで粉砕処理するかの違いで糞尿と比較して細かくするのが特徴です。
​ ◇米国では1930年代から使用され始めポリオ対策として1960年代より設置を義務付ける州が現れました。現在は年間600万台が出荷されています。

 
 なぜ人気なのか

よく考えたら、これから一生続くヌメリ取りの毎日のお掃除

 
 ディスポーザーの使用方法

 
 米国ではなぜ、ディスポーザーが普及したのか?

 
 ディスポーザーがもしも100%普及したら

◆環境負荷量

◆行政コスト

◆経済活性化

 
 下水処理場の負荷が足りない時代に

 
  ディスポーザーの社会的意義について


A. 生ゴミ運搬車の激減などゴミ収集コスト、行政コストの削減
B. 住宅のゴミ置場から生ゴミが減少し衛生環境を守る
C. ネズミ、ゴキブリなどがキャリアになる病原菌のリスクが減少する
D. ゴミが軽くなり腐敗物が無く運搬回数が減るので高齢化社会に対応
E. ダイオキシンが激減する
F. 埋め立て地不足の延命処置

*北海道の豪雪地帯では冬季ゴミ出しの高齢化対策の為に採用されています。

ディスポーザーが普及すれば国民が負担している多大なゴミ処理の行政費用削減に貢献できます。

  • ディスポーザーで生ゴミを発生毎に即時処理し国民が所有しているパイプライン(下水道)で無人の力で一括回収し汚水処理場にて排水処理することで衛生、効率化、国民経費(社会コスト)削減が可能です。
  • ディスポーザーが普及したならば生活系ゴミの2,494tの約50%が不要になり、全体の27.5%減、国民1人当たり13,900円のうち3,822円の社会コストの削減が可能です。
  • 年間のゴミ処理コストのうち4,918億円の社会コストの削減が可能です。
  • ディスポーザーが普及したならば最終処分所残余(埋立地)年数が19.7年⇒25.1年への延命が可能です。
    (ゴミ処理費用の削減高はH26年発表、H24年統計、環境省調査を元に生活系ゴミの重量50%を生ゴミとして計算)
  • ウィスコンシン大学の調査では生ゴミ100kg当たりの自治体のライフ・サイクル・コストは生ゴミ収集/焼却$20.30、生ゴミ収集/埋立$13.55に対しディスポーザー/公共下水道$0.49であり、ディスポーザーが最も生ゴミの処理費用の負担が少ない結果となった。

    ディスポーザーは汲取りトイレから水栓トイレになったように大きな利便性と衛生環境を各家庭にもたらし ます。

  • ディスポーザーが普及すれば各家庭の生ゴミの処理が不要になります。
  • 家庭ごみ総重量の50%程度が生ゴミで、その70%程度が水分です。
  • 高齢者を悩ませている家事にゴミ出しがあります。自らゴミ出し場まで運ぶ必要があり、生ゴミが無くなればゴミ袋は軽くなり高齢者や主婦の運搬労力を大きく軽減できます。特に集合住宅や豪雪地帯では重要です。
  • 生ゴミが無くなるということは腐敗物がなく悪臭や害虫の原因が無くなりゴミの保存もできます。米国では伝染病のポリオを防止する為にディスポーザーの設置を義務化している州もあります。
  • 街からカラス等の害虫が消え鳥獣被害の防止、美観、景観を取り戻すことができます

    近年は次々とディスポーザー推奨自治体が登場してきています。

    ◆ディスポーザーの環境負荷 - ディスポーザーは環境に負荷をかけません
  • 国土交通省による北海道歌登町の大規模ディスポーザー社会実験ではディスポーザーが100%普及した場合の二酸化炭素、エネルギーベースのライフサイクル(建設・共用・廃棄段階)での環境負荷量を推定した結果、二酸化炭 素排出量、エネルギー投入量いずれも1%以下の増加率にとどまっており、ディスポーザーを100%導入してもほ ぼ変わらない結果となってます。
  • 仮定条件として歌登町にはゴミの回収車が1台しかなく、その削減は考慮していません。回収車の削減ができる地 域、複数台所有している地域の環境負荷はマイナスに転じることが予想されディスポーザーはCo2排出量ベースで も地域環境に貢献できる事が分かります。
    (出典:国土交通省による北海道歌登町のディスポーザー社会実験の発表)

    ディスポーザーと下水道(合併処理浄化槽)の組み合わせが最も生ゴミ処理に適した組み合わせです

  • 日本の食糧事情は調理クズ以外の肉類、魚介類の食べ残し、あるいは 買ってきた姿のまま廃棄されるものなどが 40%(1)を占めてます。 輸入してまで40%を廃棄している国家なのです。
    適切に処理しないと居住空間を不快にするだけで無く腐敗物は病原菌の供給源にも変わります。その行き先は焼 却、埋立。適切に処理する 為の行動が多く必要になってきます。
    ディスポーザーは家庭内に利便性をもたらすだけでなく生ゴミを起因とす るあらゆるリスクや不合理から最も低コ ストで人類を開放してくれるツー ルなのです。
  •   ディスポーザーの安全性について
    ◆排水は海や川に垂れ流しになっていないのか    ディスポーザーを環境に負荷なく使用するに は生ゴミを水道水と共にディスポーザーで粉 砕し、その排出水が水洗トイ  レと同じように 「適切」に汚水処理されなければいけません。 汚水を適切に処理する為の「水洗化」の普及 状況は次  になります。 汚水処理の為の水洗化の状況はすでに日本全国の82.8%をカバーしています。 ​  日本総人口      12,861万人
  • ・浄化槽人口    2,768万人(21.3%)
  • ・水洗化人口    11,965万人(93.0%)
  • ・公共下水道    9,197万人(71.5%)
  • ・下水道+合併処理浄化槽率:1970年10.6% ⇒2001年67% ⇒2012年 82.8%
    ディスポーザーが普及する為のインフラ、環境がこの10年でようやく整ったといえます。
  • ディスポーザーが掃除機、洗濯機、冷蔵庫などと同時に輸入・普及し始めた昭和30年代はディスポーザーの排水を   処理できる環境は全国で10%も無くほとんど都市部に集中し、それ以外の地域の排水は垂れ流しであった。
  • 昭和40年代になると下水道普及によるトイレの水洗化に反対する業界団体もあり下水道の普及は先進国中、最も遅   れていた。
  • ディスポーザーも汚水未整備地域に無秩序に設置されることを懸念し旧建設省により反対されていた。
  • 現在、全国の水洗化率は93%であり実際のディスポーザー排水を処理できる環境は82.8%以上。
  • 今後、水洗化率は上昇することはあっても下降する事はあり得ません。
  • ディスポーザーが普及する為のインフラ、環境がこの10年でようやく整ったといえます。

    ◆下水処理施設等に影響は無いのか ディスポーザー排水の生ゴミは炭素が豊富な為に、トイレより排出される 窒素・リンに対し炭素比率が増加し、活性汚泥の機能環境を理想の比率 に近づける事ができるため排水効率は向上するということ。 ​
  • ディスポーザー使用による汚水処理施設への影響は無い 米国ニューヨーク市の社会実験、国土交通省・歌登町社会実験、ウィスコンシン大 学の調査、スエーデン・スラハ ムマー町の調査においていづれも下水道や浄化槽な どの汚水処理施設の影響は無く、流入水のBOD,SSの濃度が増 加した場合でも汚 水処理施設からの放流水の悪化、影響は認められなかった。
  • 汚水処理施設の排水効率は向上するということ ‐ニューヨーク市ではディスポーザーの解禁後、水辺海域の水質が向上したと発表した(ディスポーザーだけが主 原因という事ではありません)。 -スラハムマー町では汚水処理施設の操業に対してディスポーザーは良い影響しか 与えていないと報告している。 -下水道計画では流入水の汚濁負荷条件の設定値(流入人口)を安全を考慮し高め(実際の人口より過度に多い人 口で計算)に設定しているが実際は計画値よりはるかに低負荷運転をしている。更に今後は人口減により低負荷運 転が加速する為にディスポーザー排水を受け入れたほうが汚濁負荷条件が計画値に近づく。計画値に近づいたほう が安全で安定した下水処理が得られるのである。

    ◆排水配管に影響は無いのか 管径に応じた勾配を守れば、60cm/秒の流速は保たれディスポーザー 排水は管内に沈積することはなく流れることが確認されている。
  • 配管内に60cm/秒の水流が確保できればディスポーザー排水は必ず流れるということ   ディスポーザー排水は米国Jasper町での調査、SanFranciscoの実験、米国エ  マソン社の実験、国土交通省の歌 登町社会実験、農水省の魚津町社会実験、英国下水道協会の報告でも60cm/秒以上の流速を保てれば管内に沈積す る(詰まる)ことがないと述べられています。
  • 建築基準法に基づいた設計・施工がなされていれば60cm/秒以上の流水が保たれるということ 「下水道排水設備指針と解説」によれば「流速の範囲は、原則として汚水管は0.6m~3.0m/秒とする。」と明記 され、管径に応じた勾配が定められています。
  • ディスポーザー排水は水化した水になるということ ディスポーザーの粉砕物の粒度は機種対象物により異なりますが米国工業規  格(ANSI/AHAM-FWD1)を通過 したE社製品ですと0.6mm未満が46.5%を占め最も多くなっています。このように細かな粉砕物は水に溶け込み水 流により流れます。 米国ではディスポーザー排水は「水」と同等に扱われています。

    日本の下水道は米国を参考に作られたという事。
  • 米国で日本の「下水道排水設備指針と解説」にあたるのは「StandardHandbook for Civil Engineers」です。 これによる配管の流速は分流式で0.6m/s、合流式で0.9m/sとほぼ米国も日本も変わりありません。これに山間部 が多い日本と違い勾配を確保できない場合はフラッシュアウト装置を設けることを義務つけています。また最小口 径は日本では汚水200mm、雨水及びに合流は250mmとなっています。これに対して米国は合流も分流も200mm となっており、更に150mm以下は使用してはならないとなっています。世界各国の下水道の基準が同等数値なの は最も比重の重い土砂が下水管内で堆積しない流速である60m/秒を基準としているからです。
  • 雨の度に道路より流入する土砂が原因で下水管は詰らない様に設計されており  土砂が下水管で詰らなければ比重 の軽いディスポーザー排水は詰まりません。 ​